A. 私は車両の中ほどに立ち、相手は少し前方にいました。年齢は30代前半くらいに見える、薄手のジャケットを着用した男性です。乗車時から頻繁に舌打ちを繰り返し、周囲を威圧するような険しい視線を投げかけていたため、異様な緊迫感を漂わせていました。
続きを読む
Q6.巻き込まれたきっかけと、当時の状況や心情、相手の様子を教えてください。
A. 次の停車駅に向けて減速を始めた直後、車体が大きく揺れた反動で私の身体がその男性の背中に軽くぶつかってしまいました。 すると、不機嫌そうな低い声で激しい文句を浴びせられ、振り返る間もなく肩を強引に突き飛ばされました。 所持していたバッグを取り落としそうになりながら反射的に謝罪の言葉を述べましたが、相手の怒りは収まることなく、さらに襟元を強く掴まれて身動きが取れなくなりました。
Q7. トラブルの内容を詳細に教えてください。当時の状況や心情を踏まえてご回答お願いします。
A. 一番怖かったのは、周囲の完全な静寂でした。近くにいた乗客たちは、一瞬こちらを見たものの、すぐに目を逸らして別の車両へ移動したり、スマートフォンを凝視して関わりたくないという強いオーラを出したりしていました。 助けてと言いたいのに、喉が締まって声が出ない状態でした。密閉された動く箱の中で、自分だけがターゲットになっている絶望感は筆舌に尽くしがたいものでした。 幸い、近くにいた別の乗客の男性が大きな声を上げて助け舟を出してくれたおかげで、その隙に私は腕を振り払い、次の駅に滑り込んだ瞬間にホームへ飛び出すことができましたが、恐怖による足の震えが長時間にわたって全く止まらなかったことを今でも鮮明に覚えています。
続きを読む
Q8.その後、どう対処しましたか?
A. ホームに降り立ったあと、すぐに駅の係員のところへ駆け込んで事の一部始終を詳細に説明し、速やかに警察に通報して現場の状況確認を行ってもらいましたが、加害者はすでに別の車両に紛れ込む形でその場から去ったあとでした。
Q9.同様の被害に遭わないために取った対策を教えてください。
A. 身体的な怪我はほとんど残らなかったものの、事件が発生して以降はしばらくの間、背後に人が立つ気配を感じるだけで強い恐怖心を覚えるようになり、通勤等で電車を利用する際には必ず車両の端にある座席付近を選ぶか、確実に座れるまで次の電車を待つように行動を改めました。 ■編集部解説 満員電車内での不可抗力による接触が深刻なトラブルに発展するケースは少なくありません。被害者が反射的に謝罪しつつ、駅員や警察に即座に通報した判断は妥当です。一方で、混雑時の車内ストレスや突発的な事故を防ぐため、双方の注意や不穏な気配を感じた段階での迅速なリスク回避行動が重要となります。
続きを読む
Q10.同じような被害を防ぐために、他の人へ伝えたいことがあれば教えてください。
A. 車内で少しでも不穏な様子や激しい苛立ちのサインを察知した場合には、気のせいだなどと安易に片付けず、速やかに別の場所へ移動したり視線を合わせないようにするなどして自身の身を守るための予測行動を徹底してください。 ■編集部まとめ 朝のラッシュ時における身体的接触は、些細な不注意や環境要因から大きなトラブルへ急展開する危険性を孕んでいます。万が一トラブルに直面した際は、周囲への助けの要求や駅員・警察への速やかな通報が不可欠です。日頃から不穏な人物から距離を置き、乗車位置を工夫するなどの予防意識を持つことが身を守る第一歩となります。 ※本文Q&Aのアンサー部分の回答者コメントは原文に準拠しています ※エピソードは回答の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません