初期設定のまま使ってない?Windows11のおすすめ設定8選をパソコン博士YouTuberが徹底解説!
Windows11の初期設定には、知らないと損するプライバシーリスクや動作を重くする原因が潜んでいます。BitLocker・診断データ・配信の最適化など今すぐ見直すべき設定を徹底解説!
イチオシスト:イチオシ編集部 ガジェット部
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Windows11を初期設定のまま使い続けてはいけない理由
パソコン博士TAIKIさんが解説するWindows11の必須設定 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=xITH8NNpznI)
今回はスマホのライフハック/イチオシ編集部 ガジェット部の掲載情報を元に、Windows11のおすすめ設定についてまとめます。 初期設定のままでは知らない間にプライバシーリスクやパフォーマンス低下を招くことも。ぜひ今すぐ確認して、快適なPCライフを手に入れてください。 Windows11は購入時・インストール時の初期状態でいくつかの「使いにくい設定」や「プライバシー上の問題がある設定」がオンになっています。放置していると、Microsoftへの診断データ送信、不要なアプリの裏側での起動、PCリソースの無駄遣いといった問題が起こります。 YouTubeで快適なPCライフの情報を発信するパソコン博士TAIKIさんが解説する設定を参考に、今すぐ見直せるポイントを厳選してご紹介します。 【プライバシー・セキュリティ編】今すぐ見直すべきWindows11の危険設定 まずは知らない間に情報を外部へ送っていたり、予期せぬトラブルを招く設定から確認しましょう。
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1. 「BitLocker(デバイスの暗号化)」は個人利用ならオフを推奨
BitLockerは個人利用ではオフを推奨 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=xITH8NNpznI)
多くのPCで初期オンになっている「BitLocker(デバイスの暗号化)」は、個人利用であればオフにすることを推奨します。SSDを暗号化して盗難時の情報漏洩を防ぐ機能ですが、パーツ交換や不具合で誤検知されるとロックがかかり、回復キーが不明だと二度と起動できなくなるリスクがあります。設定やエクスプローラーから解除しておきましょう。
2. Microsoftへの「診断データ」送信と「追跡型広告」をオフに
プライバシー設定から診断データ送信をオフに 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=xITH8NNpznI)
初期設定では、閲覧したサイトやアプリの使用状況などの「診断データ」がMicrosoftに送信されます。プライバシー設定からこれらをオフにしてもPCの動作に問題はありません。「推奨事項とオファー」や「広告識別子」もオフにすることで、趣味嗜好に基づいた追跡型広告や不要なアドバイスの表示を止めることができます。
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3. スタートメニューの検索バーによるBing通信・Web検索を停止
スタートメニューの検索バーは、入力内容を勝手にBing検索し、Microsoftへ情報を送信する仕様になっています。ローカルファイルの検索だけで十分な場合、レジストリエディタを使って設定を変更することで、ネット検索機能を無効化し、余計な通信やデータ収集を防ぐことができます。
4. 「コア分離」などWindowsセキュリティの重要項目をオンに
「Windowsセキュリティ」にある「コア分離(メモリの整合性)」は、不正なコードによる乗っ取りを防ぐ重要な機能なので、基本的にはオンにすべきです。「カーネルモードハードウェア強制スタック保護」や「ローカルセキュリティ機関(LSA)の保護」も有効化しましょう。ただし、古い周辺機器が動かなくなる稀なケースがあるため、不具合が出たらオフに戻してください。 【快適化・軽量化編】PCの動作を重くする原因を取り除く設定
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5. 不要な「ウィジェット」を完全削除してリソース節約
ウィジェットは設定で非表示にするだけでは裏で動き続ける 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=xITH8NNpznI)
画面左下の天気予報などが表示される「ウィジェット」は、使っていなくても裏でEdgeが起動しており、リソースを無駄に消費します。設定で非表示にするだけでは裏で動き続けるため、不要な場合はターミナル(PowerShell)を使って完全にアンインストールするのがおすすめです。必要になればMicrosoft Storeから再インストールも可能です。
6. 不要な「視覚効果」をオフにして動作を軽量化
アニメーション・透明効果をオフにするだけでPCが軽くなる 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=xITH8NNpznI)
Windows11は画面を綺麗に見せるために多くのアニメーションや透明効果を使っており、これが動作を重くする原因になります。設定の「アクセシビリティ」→「視覚効果」から、アニメーション効果や透明効果をオフにしましょう。「システムの詳細設定」からパフォーマンス優先の設定に変更し、必要最低限の表示だけに絞ることで、PCのレスポンスを向上させることができます。
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7. 裏で勝手に起動する「スタートアップアプリ」を無効化
PCを起動しただけで、使ってもいないアプリが裏で勝手に立ち上がり、メモリや通信帯域を消費していることがあります。設定の「アプリ」→「スタートアップ」から、TeamsやEdgeなど自動起動が不要なアプリをオフにしましょう。ただし、「Microsoft Defender」などのセキュリティ関連はオフにしないよう注意が必要です。 8.【要注意】「配信の最適化」をオフにしてSSDとリソースを守る
1台のみの家庭環境ではこの機能はリソースの無駄遣いでしかない 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=R-yj0UIOikI)
Windows Updateは、P2P(ピア・ツー・ピア)という仕組みで、世界中のPCでアップデートファイルを共有し合っています。これにより自分のPCが知らない間に「配信側」の役割も担わされることになります。 この「配信の最適化」機能がオンだと、他者に配信するキャッシュデータがSSDの容量を圧迫し、書き換えによって寿命を縮める原因にもなります。特にPCが1台しかない家庭環境では、他者と共有するメリットがほぼないため、リソースの無駄遣いでしかありません。 オフにする手順:「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」→「配信の最適化」→「他のデバイスからのダウンロードを許可する」をオフにしてください。 なお、この機能が原因で「メモリリーク」(何もしていなくてもメモリ使用量がどんどん増えていく現象)が発生するケースも報告されています。タスクマネージャーの「サービス」タブから「dosvc」のメモリ使用量が異常に大きくなっていないか確認してみましょう。 【番外編】古いPCでもWindows11最新版(25H2)にアップグレードする方法
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要件を満たさない古いPCでもWindows11へのアップグレードが可能 画像出典:パソコン博士TAIKIさん (https://www.youtube.com/watch?v=z69VxoZs7uc)
過去に裏技でWindows11にしたPCでも、通常の方法では大型アップデート(25H2など)が自動適用されません。古いバージョンのままだとサポート期限切れになりセキュリティリスクが高まります。 パソコン博士TAIKIさんによると、主に2つの方法があります。
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方法①「サーバーとして誤認させる」裏ワザ
:Microsoft公式からダウンロードしたISOファイルをマウントし、コマンドプロンプトで「setup /product server」と入力して実行する方法。CPUやTPMの要件チェックが撤廃され、データを引き継いだままインストールが可能です。 -
方法②「レジストリ変更」による回避
:以前はMicrosoft公式サイトでもレクチャーされていた方法。「ファイル名を指定して実行」からレジストリエディタを開き、「MoSetup」に特定の値を新規作成して「1」に設定します。
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※いずれも非公式の方法のため、実施後は公式サポートや補償を受けられなくなる可能性があります。自己責任でご検討ください。 よくある質問(FAQ)
Q. Windows11の設定変更は難しいですか?
A. 今回ご紹介した設定のほとんどは「設定」アプリから操作できる、初心者でも取り組みやすいものです。レジストリやターミナルを使う一部の設定は難易度が上がるため、動画と合わせて確認するのがおすすめです。
Q. 「BitLocker」をオフにしても問題ありませんか?
A. 個人利用で、PCが盗難されるリスクが低い環境であれば問題ありません。パーツ交換やトラブル時に「二度と起動できなくなる」リスクを避けるために、オフを推奨しています。ただし、仕事用PCや外出先へ持ち歩く機会が多いPCは、セキュリティ面から慎重に判断してください。
Q. 視覚効果をオフにすると見た目はどう変わりますか?
A. アニメーションや透明効果がなくなり、ウィンドウの動きがシンプルになります。見た目のおしゃれさより動作の速さを重視する方には、パフォーマンスが向上するためおすすめです。
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Q. 「配信の最適化」をオフにするとWindowsの更新が遅くなりますか?
A. PC1台のみの家庭環境では、オフにしてもアップデートの速度にほとんど影響はありません。Microsoftのサーバーから直接ダウンロードするため、むしろ安定した更新が期待できます。 まとめ:Windows11のおすすめ設定8選
出典:イチオシ | ※画像はGeminiで作成
今回ご紹介したWindows11のおすすめ設定をまとめます。
- 1. 「BitLocker(デバイスの暗号化)」は個人利用ならオフを推奨
- 2. 「診断データ」の送信・「追跡型広告」はプライバシー設定からオフに
- 3. スタートメニュー検索バーのBing通信・Web検索をレジストリで停止
- 4. 「コア分離(メモリの整合性)」などセキュリティ機能はオンに
- 5. 「ウィジェット」はPowerShellで完全アンインストールしてリソース節約
- 6. 「視覚効果(アニメーション・透明効果)」をオフにして動作を軽快に
- 7. 「スタートアップアプリ」の不要な自動起動を無効化
- 8. 「配信の最適化」をオフにしてSSDの寿命とCPUを守る
設定をひとつ変えるだけでも、PCの快適さは変わります。「知らなかった!」という設定があった方は、ぜひこの機会に見直してみてください。 各設定の詳しい手順は、各記事やYouTubeにてご確認ください。 ※記事内における情報は原稿執筆時のものになります。あらかじめご了承ください。
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